野田朗子展「GLASS GARDEN ― 色即是空」のご案内
◎期間:2025年 10月10日(金)~2025年 12月14日(日)
※12月12・13日のみ拝観休止
◎時間:10月10日-10月23日 10:00-17:00(17:30閉門)
10月24日-12月14日 10:00-21:30(22:00閉門)ライトアップ実施期間
※17時点灯
◎拝観料:大人 500円・中高生 200円(小学生以下無料)・団体(30名以上)400円
3ケ所共通割引拝観券 900円(高台寺・掌美術館、圓徳院)
◇ 野田朗子展「GLASS GARDEN ― 色即是空」

一葉知秋
野田氏のガラス作品の繊細さ、透明感、それでいて光を放つような美しさは、まさにねね様のあり方そのものに感じられます。当時の方々がねね様から勇気づけられたように、「生き方に迷う女性たちの心に一筋の光を与える」そんな力が野田氏の作品にはあると思います。
新聞社と広告代理店勤務後、ガラス工芸に魅せられビジネスの世界から一転、アートの世界へと飛び込んだ野田氏。東京で多忙な生活を送った経験と、自然と文化のあふれる京都で過ごした幼少期との相反する経験から感じ取った時間の感覚を作品に投影し、精力的に制作展示活動を世界で展開しています。
彼女の制作テーマは「自然の気配と心のうつろい」。透き通ったガラスの中に季節の訪れやそれを感じる人の思いを写し、すべての生命の営みに通ずる“色即是空”を様々なガラス技法で表現しています。
今回は、70㎝を超えるオブジェから花入などの器まで境内全域に約30点を展示します。作家の名前の由来でもある月をモチーフにした作品を中心に、東京藝術大学大学院の時から取り組んでいる蓮をモチーフにした作品も出品予定です(蓮の小さなお香立なども販売予定)。
どこか祈りにも似た清廉な美しさが漂う野田氏のガラスの世界。
紅葉の美しい季節にぜひ圓徳院にお越しください。
「GLASS GARDEN ― 色即是空」 展示 Concept
すべてのものは刻々と変化していき、永遠に不変のものは存在しない。
意識や感情はもちろん、私達の身体ですら一年後にはほぼ全ての細胞が入れ替わっている。
私達は因縁によって、一時的に「色」として存在しているに過ぎない。
これだけ科学が進んでも、解明されているのは宇宙のたった5%。
宇宙には「空」が広がっている。
すべてが移り変わる世界で
長い時間軸のなか、今、
私達は、奇跡的に宇宙の一員として一瞬を生きている。
私にとって作品を作ることは、見えない「空」を「色」として表現することでもある。
野田 朗子



野田朗子(のだ・あきこ)経歴
京都市生まれ、在住。同志社大学大学院修了後、マスコミ勤務を経て、ガラスアートの道へ。
2011年東京藝術大学大学院修了後、東京、London、NYなど、国内外の個展、アートフェア等で作品を発表。
現代社会における時間の流れ方や環境問題に疑問を持ち、自然への敬意を制作のコンセプトとして、
生から死へと向かう命のゆらぎ、うつろいゆく一瞬をガラスで表現している。
- 2011年
- 東京藝術大学大学院 美術研究科修了、卒業制作展・台東区長奨励賞 受賞
- 2012年
- 第5回現代ガラス展in山陽小野田・三輪休雪審査員賞 受賞
- 2013年
- 第52回日本現代工芸美術展・現代工芸大賞 受賞
- 2015年
- 第1回藝文京展・京都商工会議所会頭賞 受賞
- 2016年
- Concorso Arte Milano、日本人作家10人選抜展(ミラノ)
- 2017年
- 個展(京都高島屋、&2021年)、個展(高台寺圓徳院、京都)
- 2019年
- LONDON ART FAIR(ロンドン)、FINE ART ASIA(香港)
- 2020年
- Savoir-faire des Takumi(パリ)、個展(日本橋高島屋、&2022年)
- 2024年
- 個展(壺中居、東京)
- 2025年
- miratap Art Award 2025 社長特別賞 受賞
詳しくは、作家ホームページ http://akikonoda.com、facebook、instagram @akikonoda.glass をご覧ください。