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豊臣秀吉夫人の北政所(後に出家して高台院と号す)が開創した高台寺は、桃山時代の名宝が伝来した寺として知られています。
この展覧会では、豊臣秀吉と北政所愛用の蒔絵の品を中心にして、高台寺伝来の名品の中でも特に親しみ深い品や、皆様から公開のご要望が多い品を紹介いたします。
◆ 主な展示品
秋草蒔絵歌書箪笥〈あきくさまきえかしょたんす〉(桃山時代)
[重要文化財]〈会期前半〉
楓桐菊蒔絵薬味壷〈かえできりきくまきえやくみつぼ〉(桃山時代)
[重要文化財]〈会期後半〉
「秋草蒔絵歌書箪笥」には、鉄線、薔薇、撫子、芙蓉、朝顔、桔梗、笹、女郎花、菊、萩、薄といった夏から秋の草花が数多く蒔絵で描かれています。高台寺蒔絵の中でも「秋草」の意匠が特に優れており、桃山時代の蒔絵の代表作です。
「楓桐菊蒔絵薬味壷」は豊臣秀吉と北政所の食生活を
今に伝える薬味入れです。陶器のうえに蒔絵を描いた最古の作品であり、桃山時代の漆工品の多様性を伝えています。
◆次回:開館10周年記念特別展
両雄、秀吉と家康
2008年10月17日(金)〜12月7日(日) |