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秋の特別展/秋の夜間特別拝観のご案内

2022/09/27

秋の特別展

秋の特別展
「これが漆!? — 彦十蒔絵の超絶技巧 —」

開催日時:2022年 10月21日(金)〜 12月11日(日)

主催:高台寺
企画:KOGEI Next、古美術鐘ヶ江、京都女子大学
展示内容:漆芸職人集団「彦十蒔絵」作 変わり塗り漆芸作品8点

展示品の1つ

桃山美術の傑作とされている優美で繊細な「高台寺蒔絵」。それから400年がたち、私たちの暮らしの華であったはずの漆器やその技術は存続の危機にあることをご存じでしょうか。そんな現代の日本で、驚くべき漆作品を実現している集団がいます。今回は若宮隆志に率いられた漆芸職人集団「彦十蒔絵」による、“変わり塗り”という技術を使った“陶器”や“金属器”にしか見えない漆芸作品を展示します。漆芸の秘められた可能性を、日本の漆芸の故郷とも言える高台寺で体験してください。

「和楽器バンド」蜷川べに専用津軽三味線公開

小型家電などからリサイクルした「都市鉱山の金」と京セラ株式会社が開発した装飾用素材「京都オパール」を使い、環境に配慮して装飾した蜷川べに専用津軽三味線を公開します。
デザインは京都女子大学生活造形学科の前崎信也氏のゼミ生と「和楽器バンド」蜷川べに氏の共創、装飾を漆芸職人集団「彦十蒔絵」が担当しています。
なお、11月17日より11月26日まで展示がございません。
展示再開は11月27日からとなります。

ご了承いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。

 

秋の夜間特別拝観

秋の夜間特別拝観
 ── すべての人にねね様のやさしさを

 「追憶の光」

開催日時:2022年 10月21日(金)〜 12月11日(日)

時間: 17時点灯〜21時30分(閉門22時)

日本初の複合演出!
立体感のある音響と映像にイルミネーションを組み合わせた3D体験

 今秋の高台寺「夜間特別拝観」はレーザ式の高輝度プロジェクターによるプロジェクションマッピングに加え、フルカラーイルミネ—ション灯具や投光器のライトアップ、更にサラウンド効果を生む複数のスピーカーと重低音ウーハーを組み合わせ、立体感のある音響と映像と光の複合演出を実施します。テーマは「追憶の光」。現代社会からタイムスリップし秀吉公、ねね様の物語を色鮮やかに描きます。「どのような思いで高台寺を建てたのか」ねね様の目線に立ち、物語が展開する中で秀吉公への思いや暮らしなども表現します。高台寺を深く知っている方も、初めて来られる方も、物語を通して二人への思いを感じる、ねね様四百年遠忌に相応しい演出を目指します。

■庭園ライティング  ── 監修:高台寺専属庭師 北山安夫 北山浩士
『高台寺』
 史跡名勝の「高台寺庭園」を秀吉の辞世の句「夢のまた夢」をうけて暖かい照度で、幽玄の世界を現出させます。境内はさらに、臥龍池の水鏡の美しさとその周辺の紅葉、また、竹林・偃月池周辺の松などを照らし、自然の中に幻想をかもしだします。開山堂・観月台・霊屋は、秀吉公・ねね様の思いを表すかのように、内部に明かりを見せ、芝生庭園は鶴の背をあらわす築山、所々に配された石組みに特色があり、それぞれを際だて、高台寺蒔絵の趣向を意図しています。

『圓徳院』(特別展・夜間拝観 同時開催)
 圓徳院は北政所ねね様終焉の地。桃山時代を彷彿させる伏見城の化粧御殿前庭を移した「北庭(国名勝指定)」は石組みの迫力と紅葉が見るものを圧倒します。ねね様の伏見城への強い思いを凛とした光の演出により幽玄の世界へ誘います。
(詳細は 圓徳院ホームページ へ)

主催:高台寺/圓徳院


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