開催日時:2022年 10月21日(金)〜 12月11日(日)
時間: 17時点灯〜21時30分(閉門22時)
日本初の複合演出!
立体感のある音響と映像にイルミネーションを組み合わせた3D体験
今秋の高台寺「夜間特別拝観」はレーザ式の高輝度プロジェクターによるプロジェクションマッピングに加え、フルカラーイルミネ—ション灯具や投光器のライトアップ、更にサラウンド効果を生む複数のスピーカーと重低音ウーハーを組み合わせ、立体感のある音響と映像と光の複合演出を実施します。テーマは「追憶の光」。現代社会からタイムスリップし秀吉公、ねね様の物語を色鮮やかに描きます。「どのような思いで高台寺を建てたのか」ねね様の目線に立ち、物語が展開する中で秀吉公への思いや暮らしなども表現します。高台寺を深く知っている方も、初めて来られる方も、物語を通して二人への思いを感じる、ねね様四百年遠忌に相応しい演出を目指します。
■庭園ライティング ── 監修:高台寺専属庭師 北山安夫 北山浩士
『高台寺』
史跡名勝の「高台寺庭園」を秀吉の辞世の句「夢のまた夢」をうけて暖かい照度で、幽玄の世界を現出させます。境内はさらに、臥龍池の水鏡の美しさとその周辺の紅葉、また、竹林・偃月池周辺の松などを照らし、自然の中に幻想をかもしだします。開山堂・観月台・霊屋は、秀吉公・ねね様の思いを表すかのように、内部に明かりを見せ、芝生庭園は鶴の背をあらわす築山、所々に配された石組みに特色があり、それぞれを際だて、高台寺蒔絵の趣向を意図しています。
『圓徳院』(特別展・夜間拝観 同時開催)
圓徳院は北政所ねね様終焉の地。桃山時代を彷彿させる伏見城の化粧御殿前庭を移した「北庭(国名勝指定)」は石組みの迫力と紅葉が見るものを圧倒します。ねね様の伏見城への強い思いを凛とした光の演出により幽玄の世界へ誘います。
(詳細は 圓徳院ホームページ へ)
主催:高台寺/圓徳院