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ある僧が、禾山無殷(かさんむいん)という和尚に尋ねた。 「悟りを本当に得るというのはどんなことですか」 禾山「太鼓をたたくとドンドドン ドンドン」 僧「ならば、最高にありがたいものとは」 禾山「太鼓をたたくとドンドドン ドンドン」 僧「もう少し変わった答えをしたらどうか」 禾山「太鼓をたたくとドンドドン ドンドン」 僧「だいたいあなたは私を若輩だと思ってなめている。もっと偉い僧侶が現れたらどんな答えをされるのか」 禾山「太鼓をたたくとドンドドン ドンドン」 仏教の本意はあるがままのものをあるがままに感じ受け入れるということだ。 太鼓の音は「ジャーン」ではない、「ドーン」というのが本物である。 変わった物を求めてはならない。 犬は「ワンワン」猫は「ニャ〜ニャ〜」からすは「カ〜カ〜」であるということを忘れてはならない。
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