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仏教体験というと禅寺に来て修行をすることのように思っているがそれだけではない。
日々の生活の中で体験を得ることも可能である。
故遠藤周作氏は若き時より芥川賞をとることを考え寝食を忘れ文筆活動に精を出された。
一心不乱に取り組みそして堂々たる作家になられたと聞いている。
長島茂雄氏は他のものを捨てて野球一筋に打ち込んだと聞いている。
一心不乱に努力することによって得られるものは多い。
1995年11月遠藤周作氏は文化勲章を受賞された。長年の貢献が評価されと新聞では書かれていたが、貢献よりも一筋に打ち込んでこられた姿勢に私は敬意を表したい。
遠藤周作氏も長島茂雄氏も私たちにこのことを教えてくれている。
自分自身が仏教体験をする近道は一つのものに打ち込む情熱以上のものはない。
そしてそのことは寺に行って坐禅をするのと同じ意味を持っているということだ。
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