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死後の世界はどのようなところだろうか。行ったことがないのでよく分からない。
死後の世界があるかどうかすら分からない。
第一線で活躍されている禅僧に死後の世界があるかどうか問うたところ、あるのではないかと言った人が五〇%強、「無いのではないか」と言った人が四〇%強であった。
仏教は死後の世界を説くものではない。
お釈迦様は死後の世界の問題については無記(黙して語らず)であった。
このことは死後の世界の問題は仏教とは何の関係もないといわれていると私には思える。
ただ、死を見つめることは必要である。
死があるからこそ、生きているということを見つめることができる。
それを突き詰めればこの瞬間が命なのである。
この瞬間の命を活き活き生き抜くということが仏教では大切なのである。
今を生きられないものは、次の世界へ行っても又、次を求めてしまい生き抜くことができない。
次の世界を求めて生きるということは愚かなことである。
死ぬ時は死ねばよいと達観し、今生きているこの命を全うしようではないか。
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